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Autify ではお手持ちのAzure Pipelines workflow から簡単にテストプランやシナリオを実行できる公式の手法を提供しています。
はじめてみよう
このドキュメントでは、皆さんのGit リポジトリでどのようにAzure Pipelines 連携を利用するかを順に説明していきます。
前提条件
まず、すでにAzure Pipelines workflow を使ってステージングやプロダクション等へのソフトウェアのデプロイを行なっているものとします。そのデプロイstep のすぐ後にAutify のテストを実行するstep を追加することで、新しくデプロイされたソフトウェアがエンドツーエンドのユーザ体験を損ねていないことを確認できるようにします。
次に、Autify NoCode Web でテストプランかテストシナリオを作成する必要があります。テストシナリオは、そのAzure Pipelines workflow でソフトウェアがデプロイされるウェブサイトに対してレコーディングすることになります。テストプランまたはシナリオのURL (例: https://app.autify.com/projects/00/scenarios/000
) をメモしておいてください、後ほど利用します。
さらに、パーソナルアクセストークンを生成する必要があります。後ほどGitLab CI/CD variables に保存するために、生成されたトークンはどこかにメモしておいて下さい。
注: パーソナルアクセストークンは1人のユーザに紐づいてしまうので、CI/CD 連携のために組織にマシンユーザを作って、そのパーソナルアクセストークンを使うことをお勧めします。
パーソナルアクセストークンをAzure Pipelines variables に保存
上で生成したパーソナルアクセストークンをAzure のドキュメントに従って、secret variables に保存します。
Secret variable の名前は任意ですが、その名前はAzure Pipelines を定義するときに参照します。ここではAUTIFY_WEB_ACCESS_TOKEN
と命名したと仮定しておきます。
Autify NoCode Web を実行するAzure Pipelines step を追加
それでは、お手持ちのAzure Pipelines workflow に新しいstep を追加しましょう。お手持ちのazure-pipelines.yml
を開き、以下の例を参考にしてください。URL の値(https://app.autify.com/projects/00/scenarios/000
)は上でメモしたURL になります。
もしデプロイjob がWindows runner で実行されている場合は、ubuntu-latest
かmacOS-latest
で実行される新しいjob をデプロイjob の後に追加して、そこに以下のsteps を追加する必要があります。
シンプルにテストを開始してstep を終了 (テストの完了は待たない):
- script: curl https://autify-cli-assets.s3.amazonaws.com/autify-cli/channels/stable/install-standalone.sh | sh
displayName: 'Install Autify CLI'
- script: autify web test run https://app.autify.com/projects/00/scenarios/000
displayName: 'Run test on {{variable.Product Name Web}}'
env:
AUTIFY_WEB_ACCESS_TOKEN: $(AUTIFY_WEB_ACCESS_TOKEN)
テストを開始して、それが完了するかタイムアウトするまで待つ:
- script: curl https://autify-cli-assets.s3.amazonaws.com/autify-cli/channels/stable/install-standalone.sh | sh
displayName: 'Install Autify CLI'
- script: autify web test run https://app.autify.com/projects/00/scenarios/000 --wait
displayName: 'Run test on Autify NoCode Web'
env:
AUTIFY_WEB_ACCESS_TOKEN: $(AUTIFY_WEB_ACCESS_TOKEN)
警告: この設定はテスト完了を待っている間もAzure Pipelines runner minites を消費します。タイムアウトを延長するときは注意してください。
--url-replacements
を使ってテストプラン又はシナリオを別のURL に対して開始する:
- script: curl https://autify-cli-assets.s3.amazonaws.com/autify-cli/channels/stable/install-standalone.sh | sh
displayName: 'Install Autify CLI'
- script: autify web test run https://app.autify.com/projects/00/scenarios/000 --url-replacements http://example.com=http://example.net
displayName: 'Run test on Autify NoCode Web'
env:
AUTIFY_WEB_ACCESS_TOKEN: $(AUTIFY_WEB_ACCESS_TOKEN)
--url-replacements
はステージングのウェブサイトに対してプロダクションのウェブサイトで記録したテストシナリオを実行したい時などに有効です。
まとめ
Autify のAzure Pipelines 連携を使うことで、デプロイ後にテストプランやシナリオの実行を自動化できるので、無駄な時間を使うことなくリグレッションをすぐに検知して適切な行動を取ることができるようになります。