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テストプランを設計する際のポイント
「テストプラン」を作成する上でAutifyがおすすめする指針や、注意するポイント等についてご紹介します。
テストプランの概要と基本的な使い方についてはこちらのヘルプページをご確認ください。
実行環境は、頻繁に実行する必要のあるテストはエミュレーターでこまめに実行し、実機での確認は実行タイミングを絞って使い分けましょう。
実機でのテスト実行はモバイルを用意することなく、エミュレーターでは分からない、実機特有の挙動を確認することが出来ますが、一般的に低速です。高速なAutifyクラウド上でのモバイルエミュレーター(デバイスモードのChrome)による実行に比べて、数十倍の実行時間を要することもあります。そのため、開発初期の修正が多々入るタイミングではエミュレーターを使い、リリース直前のテストや週に1度の定期実行など重要なタイミングで実機環境を使うようにしましょう。また、夜間帯や週末など時間に余裕のあるタイミングでの実機環境のご利用もおすすめです。
参考:モバイル実機でテストする
同一アカウントで複数のブラウザへ同時にログインすることを許可しないアプリケーションでは、ログインするシナリオを並列実行させないようにする
例えば、同一アカウントで複数のブラウザにログインすると、最後にログインしたブラウザ以外は自動的にログアウトされるアプリケーションをテストする場合、それぞれ同一アカウントでログインした複数のシナリオを1つのテストプランで並行実行すると、最後にログインしたシナリオ以外は失敗するので、直列実行するかテストプランを分けるなどしましょう。
依存関係のある複数のシナリオを直列実行するテストプランでエラーのサポートを受ける場合、テストプラン名も伝えるようにする
例えば、シナリオAで商品を購入するまでを記録し、シナリオBで購入履歴に商品が追加されていることを確認するような、依存関係があるシナリオを直列実行するテストプランで、シナリオBのエラーに対しサポートに問い合わせを行う場合、AutifyサポートチームにはシナリオBのエラー内容のみが伝達されるため、シナリオAとの依存関係が把握できず、エラー原因の特定に時間がかかることがございます。そのため、失敗したテストプラン名も合わせてサポートに連絡頂けると迅速な解決に繋がります。