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この記事ではトラブルシューティングに役立つAutifyの便利な機能紹介します。
エラーメッセージ
テストが失敗した場合、テスト結果の上部には失敗したステップとエラーメッセージが表示されます。このエラーメッセージはテストが失敗した原因を探る際の重要な情報です。
よくあるエラーと対策については トラブルシューティング - よくあるエラー をご覧ください。
スクリーンショット
Autifyではテスト結果の各ステップでスクリーンショットが撮られます。このスクリーンショットはエラーが発生した時に、どこで問題が発生しているかを確認するためにも役立ちます。失敗したステップではフルスクリーンショットが確認できます。
エラーの原因は、エラーが発生したステップではなく、その前のステップが原因であることもあります。そのため、エラーが発生したステップだけでなく、その前のステップのスクリーンショットも注意深く観察しましょう。
ブラウザログ
Chrome環境で実行したテストではブラウザログ機能が使用できます(Android実機は対象外)。
どうしても成功しないテストや、いつもは成功するテストが突然失敗した場合は、エラーが発生したステップやその前のステップのブラウザログにエラーログが出力されていないかを確認しましょう。エラーの原因となるログが出力されている可能性があります。
よくあるケースは、テスト対象のアプリケーションのAPIへのリクエストが失敗しているケースです。怪しいログを発見した場合は開発チームに共有し、エラー原因の発見に役立ててください。
ビデオログ
スクリーンショットに写っていない情報でも、ビデオログでなら確認できることがあります。
スクリーンショットやブラウザログで原因が分からない場合は、エラーが発生したステップやその前のステップのビデオログに失敗のヒントがないかを確認しましょう。
別環境での実行
ブラウザログやビデオログを利用できない実行環境があります。これらの機能が使えない実行環境でのテストが原因不明のエラーで失敗している場合は、一度Chrome / Linux環境等、機能が使える環境でも実行してみましょう。ブラウザログやビデオログからエラーの原因が確認できる可能性があります。
また実機環境でのテストは、Autifyクラウド環境に比べて実行時間が長くなります。そのため、テストが安定するまではAutifyクラウド環境で実行し、テストが安定してから実機環境で実行することで、トライ&エラーにかける時間を短くすることができます。
再実行
内部エラーで失敗したテストは、再実行をすることで解決することが多いです。
内部エラーに限らずテスト対象のアプリケーションの一時的なAPIエラーなどにより、テストが失敗することもあるため、一度再実行することはトラブルシューティングする上で有用です。
ローカルリプレイ
テストが意図せず失敗した場合、その事象がAutifyを使用しなくても発生するかを確認することは重要です。ローカルリプレイを活用して、問題が起きている画面まで遷移し、ローカルPC上でも問題が発生するかを確認しましょう。