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シナリオの確認と編集
シナリオが正常に保存されると、シナリオ詳細画面が表示されます。レコーディング前は空白でしたが、今度はレコーディング中に行った操作が一連のステップとして記録されています。以下は、シナリオ詳細画面の例です。
この画面から、シナリオの確認や編集を行うことができます。詳しく見ていきましょう。
各ステップの左上に、ステップ番号が表示されます。特定のスクリーンショットを呼ぶ方法としてご利用ください。また、ステップの下には、行った操作の概略が表示されます。ほとんどの場合、スクリーンショットも表示されますから、ステップの内容が一目瞭然です。画面右上の「保存」ボタンの横には、縦三点リーダーがあります。クリックすると、次のようなオプションが表示されます。
実行履歴を表示
このシナリオの実行結果をすべて見ることができます。テスト結果を比較し、違いを確認するのに便利です。
編集履歴を表示
シナリオを編集した場合(詳しくは後述)、新しいバージョンが作成されます。「変更内容を確認したい」「変更を元に戻したい」という時に役立ちます。
関連テストプランを表示
このシナリオを含むすべてのテストプランが表示されます。テストプランについては、別のセクションで詳しくご説明します。
複製
必要に応じて、シナリオを複製することができます。
ステップグループとして複製
「複製」と似ていますが、ステップグループとしてシナリオを複製するボタンです。ステップグループについては後ほど詳しくご説明いたします。
ステップの確認
各ステップを確認し、修正することが可能です。ステップをクリックすると、そのステップの詳細オプションが表示されます。また、修正したいステップにマウスオーバーし、ステップの右上に表示される鉛筆アイコンをクリックすると、詳細オプションが表示されます。
上記の例は、クリックをするステップです。
ステップ名
ステップに名前を付けたい場合、こちらに入力しましょう。
メモ
テキストボックスに、ステップの詳しい説明を入力できます。
ステップ名とメモを編集すると、次のように反映されます。
アクション
そのステップで行われた操作の種類がリストアップされます。
このステップが失敗した時
このステップが失敗した場合、テストをどのように扱うか指定します。ドロップダウンメニューから、以下の3つのオプションから選択できます。
- テストを終了する
ステップが失敗すると、テストは終了し、失敗として扱われます。デフォルトで、このオプションが指定されています。 - このステップはエラーとしてテストを実行する
ステップが失敗しても、テストは続行します。実行が終了すると、テスト全体が失敗として扱われます。このオプションは、このステップが失敗しても、以後のステップが成功するか確認したい場合に便利です。 - 無視してテストを続行する
ステップが失敗しても、テストは続行します。実行が終了すると、他に失敗しているステップがなく最後まで実行できれば、当該ステップは失敗、テスト全体は成功として扱われます。
入力ステップとアサーションステップの確認
入力ステップとアサーションステップには、上記のオプションのほかに次のような追加オプションを選択できます。
アクション
アサーションステップの場合、ドロップダウンメニューからアサーションコマンドを選べます。再レコーディングしなくても検証内容を変更できます。
入力値が必要な入力ステップおよびアサーションの場合、値を指定するエリアが表示されます。以下の例をご覧ください。
そのステップの入力値を変更するには、「値を指定」の欄で指定しましょう。また、「値を指定」のドロップダウンをクリックすると、次のような入力値を選択できます。
値を指定
テスト実行時に、この欄に割り当てたテキストが入力または検証されます。
テストメールアドレス
メールアドレスをあらかじめ作成すれば、ドロップダウンから選択して、このステップで使用できます。
ダミーメールアドレス
テストメールアドレスと同様に、「ダミーメールアドレス」を選択すると、このステップの入力値にランダムメールアドレスを割り当てることができます。なお、ダミーメールアドレスは実際には動作せず、ダミーメールアドレス宛に送信されたメールは受信されません。
データ
シナリオ画面上部の「データ」タブでCSVからデータを取り込んだ場合、このステップにデータを割り当てることができます。データについては、後のセクションで詳しくご説明します。
他のステップから取得
値を返すJSステップがある場合、その値をこのステップに入力することができます。
次のセクションへ! ステップの追加と削除