要素内の意図しない箇所がクリックされる

Autifyのクリック

Autifyはレコーディング時に要素のどこをクリックしても(例えば要素の端)、テスト実行時は要素の中央をクリックします。これにより、テスト実行時に意図しない動きをしてしまい、テストが失敗することがあります。

テストが失敗するケース

例として、チェックボックスをチェックし、チェックがされているかを検証するシナリオを紹介します。

このチェックボックスをチェックするには、チェックボックス(input要素)を直接クリックするか、全体を囲むdiv要素内のどこかをクリックする2つの方法があります。

レコーディングではdiv要素内にある"This"のあたりをクリックしてチェックをしています。そのため、スクリーンショットのフォーカスはdiv要素全体に当たっています。このdiv要素の中央を見ると、ちょうどAutifyのWebサイトへのリンクになっていて、ここをクリックするとページ遷移が発生します。

テストを実行すると、ステップ2のクリックがリンクのクリックになってしまい、ステップ3でページが遷移しています。そのため、チェックボックスが見つからずにテストが失敗しました。

対応方法

上記のケースでは、div要素ではなくinput要素をクリックすることで、テストが成功します。
要素の中央がクリックされたことでテストが失敗した場合は、意図したクリックとなるように、再レコーディングやクイック要素更新で要素のアップデートを行ってください。