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「テストプラン」とは複数の「シナリオ」をまとめて、テストの実行を効率的に行うための仕組みで、かつては「スケジュール」という名前で提供されていた機能です。
「テストプラン」によって実現できること
「テストプラン」を使うと、以下のようなことが可能になります。
- 複数の「シナリオ」をまとめてテストを実行
- 複数の実行環境でまとめてテストを実行
- 曜日や時間を指定して定期的に実行
- Autify API を利用して、ソースコードマージのタイミングでテストを実行
- 「URL置換」機能を使ってシナリオを変更することなくほかの環境に対してテストを実行
Autify API についてはこちらのドキュメントを、 「URL置換」についてはこちらのドキュメントをご参照ください。
おすすめの「テストプラン」のつかいかた
テストの実行の粒度や性質によっておすすめの使い方は少しずつ異なってきますが、以下のような「テストプラン」の分けかたをお勧めしています。
- 重要度が高く優先的に実行したい「シナリオ」のみをまとめた「テストプラン」と優先度の低い「シナリオ」も全て含んだフルテスト用の「テストプラン」
- PC向けの「シナリオ」をまとめた「テストプラン」とスマートモバイル向けの「シナリオ」をまとめた「テストプラン」
- 開発環境向けの「テストプラン」と本番環境向けの「テストプラン」
1について、Autify APIを利用すると「テストプラン」を指定して実行することができます。それを利用して、ソースコードがマージされるタイミングでは優先度の高い「シナリオ」のみを高速なAutifyクラウド環境で実行し、フルテストは週に一回夜間に定期実行の設定をしておく、といった使い方がオススメです。
2について、Autifyでは要素が完全に一致しなくても軽微な差であればAIにより変化に追随できるため、レスポンシブデザインのサイトの場合にはPC向けに作成したシナリオをそのままモバイル環境で実行してもうまくいくこともあります。しかし、PC向けのサイトとモバイル向けのサイトでは、それぞれでより最適なユーザービリティを実現するために細かい実装の差が存在することが多いため、よりテストの精度をあげるために、原則としてPC向けとモバイル向けの「シナリオ」や「テストプラン」は分けていただくことを推奨しています。
3について、「URL置換」機能を使うことで 「シナリオ」を変更することなく別のURLに対してテスト を行うことができます。
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