ステップが失敗した場合の対応

テスト結果の確認では、成功したテストの例をご紹介しました。では、テストが失敗すると、どうなるでしょうか？

成功したテストと違う部分がいくつかありますね。画面上部には「失敗」というステータスが表示されています。その下のエラーメッセージは、問題点を特定するためのヒントとなります。この例では、JavaScriptを実行するステップ6でエラーが発生したようです。「Purposely breaking test to show a fail」というJavaScriptエラーが表示されています。

ステップ6に移動して詳しく見てみましょう。

画面上部を見ると、問題の原因はJavaScriptであり、サイト自体には問題がないことが分かります。このテストが失敗するよう、意図的にエラーを挿入しておいたのです。

ここで、初めてテストを作成する場合に知っておきたいポイントが1つあります。レコーディングしたシナリオをそのまま実行しても、必ず成功するとは限らないということです。特に、JavaScriptを使用した場合はエラーが発生する可能性があります。エラーが発生する原因はたくさんありますが、テスト実行ができるようにするには、編集が必要になるケースもあるということを押さえておきましょう。