メールテスト機能

概要

本ドキュメントでは、メールテストの機能と、メールを使ったシナリオの作成・実行について説明します。

メールテストの機能

「メールテスト機能」では、テストで使用するメールアドレスの作成とメールを使用したシナリオの作成・実行が可能です。

メールアドレスを使ったシナリオの作成・実行

メールアドレスの作成

1. ワークスペース設定ページに遷移します。まず、サイドバーの「設定」ボタンをクリックします。
   
2. メニューからワークスペースを選択します。
   
3. 「メールアドレス」セクションで、「追加」ボタンをクリックします。
   
4. メールアドレスの名前を設定し、「保存」ボタンをクリックします。
   

以上でメールアドレスの作成は完了です。

メールアドレスは使用目的ごとに作成し、識別しやすい名前をつけることをお勧めします。メールアドレスの作成数に上限はありません。
また、一つのメールアドレスを複数のシナリオで使用することも可能です。

シナリオの作成

1. シナリオ詳細ページからレコーディングを開始します。

2. レコーディングウインドウで、メールアドレスを入力したいページまで遷移します。

3. 端末操作から Eメール を選択します。
   

4. ワークスペースで定義されているメールアドレスの一覧が表示されます。
   テストで使用したいメールアドレスのコピーボタンをクリックし、メールアドレスをクリップボードにコピーします。
   

5. コピーしたメールアドレスをページに入力し、メールが送信される操作を行います。
   

6. メール送信後、再度、端末操作から Eメール を選択します。

7. 入力したメールアドレスの「＞」マークをクリックします。
   

8. 確認したいメールをクリックします。
   

9. レコーディングウインドウでメールの内容が表示されます。メール内容のアサーションを作成したり、クリックなどの操作がレコードできます。
   

10. テスト内容をレコードし終わったら、保存ボタンをクリックします。
    以上でシナリオの作成は完了です。

テストの実行

通常のシナリオ同様、テストプランよりテストを実行できます。

メール受信トレイの確認

直接メールを確認したい場合は、ワークスペース設定より、作成したメールアドレスをクリックすることで、メール受信トレイを開くことが可能です。
直接メールを確認したい場合に、ご利用ください。

留意事項

メールテスト機能には、以下のような仕様や制限があります。ご利用の際には、これらの点にご留意ください。

シナリオ内で検証可能なメールについて

シナリオ内で検証することができるメールは、受信してから30分以内のものに限られます。
それ以上経過したメールを開こうとすると Email not found と表示されます。

検証対象のメール探索の仕様について

メールテスト機能では、以下の条件に合致する受信済みのメールのうち、タイトルの類似度が最も高いものを開封して検証の対象として使用します。

• 受信から30分以内である
• 未開封である
  ※リプレイ時も同様の仕様です。

条件に合致するメールがテスト実行時点で存在しない場合、最大で2分間待機します。それでもメールが見つからなかった場合は、「Email not found」と表示されます。

メールが受信されない場合

固定メールアドレス宛にメールが送信されているはずなのに、メールの受信が確認できない場合、以下のような点をご確認ください。

• メール送信サーバーで送信エラーが発生していないかどうか。
• テスト対象のシステムに、重複送信を防ぐ仕組みが備わっていないかどうか。それによって送信がブロックされていないかどうか。

Autifyで受信できないメール

以下の方法でメールを受信した場合、メールが受信されません。

• メーリングリスト
• 転送

上記のいずれにも当てはまらない場合、サポートまでお問い合わせください。