CSSセレクター / XPathを取得する
  • 13 Sep 2023
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CSSセレクター / XPathを取得する

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Autify でシナリオにロケータを追加する際に、どのようにCSSセレクター / XPathを指定したら良いのかわからない場合は、Google Chrome デベロッパーツール(以降デベロッパーツール)で対象要素のCSSセレクター / XPathを調べることが出来ます。

このページでは、デベロッパーツールを使って要素のCSSセレクター / XPathを取得する方法を説明します。
より安定して要素を指定する方法や、取得後に発生したエラーに関しては関連記事をご確認ください。

デベロッパーツールは、Google Chrome ブラウザに直接組み込まれたWeb開発者ツールセットです。(公式サイトより)
*Windows版とMac版でUIが若干違う箇所があります。このページではMac版を使用しています。

デベロッパーツールの起動方法

デベロッパーツールの起動方法は下記の3通りの方法があります。

  1. Chrome の右上にある「︙」アイコンから起動

    1. Chrome の右上にある「︙」アイコンをクリックします。
    2. メニュー内の「その他のツール」>「デベロッパーツール」をクリックします。
      Chrome の右上にある「︙」メニューから起動.png
  2. マウスの右クリックメニューから起動

    1. 対象要素の上でマウスを右クリックしてメニューを表示します。
    2. 「検証」をクリックします。
      image.png
  3. ショートカットキーから起動
    下記のショートカットキーを利用しても起動できます。

    Windows: Ctrl + Shift + I
    MacOS: command + option + I
    


デベロッパーツールの表示位置は、デベロッパーツール内右上の「︙」アイコンから開くメニューの「Dock side」で変更が出来ます。
表示位置の変更方法.png

対象要素のCSSセレクター / XPathの取得方法

今回は、Autifyサイトトップページにある見出し、「ソフトウェアテスト自動化プラットフォームのAutifyでリリースサイクルを高速化」を例にご紹介します。
image.png

  1. デベロッパーツールを「選択モード」にする

    1. デベロッパーツールで「Elements」タブが開いていることを確認します。
    2. デベロッパーツールの左上にあるアイコンをクリックすると「選択モード」になります。
      image.png
  2. 対象要素を選択する

    1. デベロッパーツールが「選択モード」になると、サイト画面上の対象要素をマウスで選べる状態になるので、対象要素にマウスの位置を合わせクリックします。
    2. 要素に該当するソースコードが選択状態になります。
      対象要素を選択する-選択中.png
  3. 対象要素のCSSセレクター / XPathを取得する

    1. デベロッパーツールで選択状態になっているソースコード上にマウスを移動し、右クリックします。
    2. それぞれ下記操作で対象要素の値がクリップボードにコピーされます。
      CSSセレクター:[Copy] > [Copy selector]
      XPath:[Copy] > [Copy XPath]
      image.png
    3. テキストエディターなどにコピーされた値をペーストします。

今回は以下のような値が取得できました。

  • CSSセレクター
body > main > div:nth-child(3) > div > div > div > div.web-steps-heading.text-center > h3
  • XPath
/html/body/main/div[3]/div/div/div/div[1]/h3


CSSセレクター / XPathは、同じ要素を選ぶ場合であっても複数の指定方法があります。
自動テストにおいては、複数の指定方法がある中でも以下の点を満たすことが肝心です。

  • 自分の意図を反映している
  • 対象を一意に識別出来る
  • 簡潔で壊れにくい(ページ構造の変化に強い)

取得したCSSセレクターの指定方法を変更する方法は、こちらの記事が参考になります。
CSSセレクターを使いこなす

CSSセレクター / XPathの検証方法

取得したCSSセレクター / XPathの指定方法を調整した場合などに、意図した要素を指定するものになっているかを調べたい場合は、デベロッパーツールの「Elements」パネル内で下記コマンドで検索窓を呼び出し、検索する事で確認が可能です。

Windows:Ctrl + F
macOS:command + F



CSSセレクターを例として、紹介します。(XPathも同様の方法で確認できます。)
取得したCSSセレクターを下記のように変更し、意図する要素を指定できていることを確認します。

変更前:body > main > div:nth-child(3) > div > div > div > div.web-steps-heading.text-center > h3
変更後:.web-steps-heading.text-center > h3



右下の検索窓にCSSセレクターを入力すると、要素が指定できている場合には該当要素がハイライトされます。
image.png

  • 検索にヒットしない場合には、CSSセレクターの記述内容を確認してください。

  • 複数要素が検索にヒットした場合には、ロケーターが意図しない要素を特定してしまう可能性がございます。その場合は対象を一意に指定できるよう、指定方法を修正してください。

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