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クイック要素更新とは
クイック要素更新は、テスト結果で意図した要素が選択されていないステップがある場合、スクリーンショットから簡単に要素を再選択し、次のテスト実行時に意図した通りに選択されるようにすることができる機能です。クイック要素更新の魅力は、対象ステップを更新するために、Autifyレコーダーを起動して直前のステップまでを全て再生する必要がなく、再レコーディングせずに瞬時に更新が可能な点です。
クイック要素更新は、以下の条件で使用できます。
- iOS上のSafari以外の環境でテストを実施した場合
- 対象となる要素が存在するステップである(クリック、テキストアサーションなど)
- 選択したい対象要素がスクリーンショットに表示されている
- ステップにロケーター(CSSセレクタ)が指定されていない
- 対象要素がiframe内にない
- 対象要素がShadow DOMにない
- スタイルに
pointer-events: none;
を持たない要素
クイック要素更新は、ステップ自体が成功
したか失敗
したかに関係なく利用できるため、様々な場面で役立ちます。
クイック要素更新を使用する
テスト結果詳細画面で、意図した対象要素が選択されていないステップを開きます。
「要素を更新する」ボタンをクリックします。
スクリーンショットがインタラクティブになります。選択したい要素をクリックし、
選択した要素を更新する
をクリックします。
モーダルを閉じます。テスト結果上では、ステップに「更新済」と表示されているのが確認できます。
シナリオを実行します。成功すると、指定した要素が選択された状態でスクリーンショットが表示されます。
注意
- クイック要素更新で要素を更新すると、シナリオの要素も更新されますが、シナリオのスクリーンショットは更新されません。
- クイック要素更新をしてからシナリオを複製した場合、更新内容は複製先のシナリオにも引き継がれます。シナリオを複製してからクイック要素更新をした場合、複製先のシナリオには引き継がれません。
- 「要素を更新する」は元に戻せません。最初に選択した要素と同じものを再び選択したい場合は、もう一度「要素を更新する」して同じ要素を再選択してください。
- ステップグループ内のステップの要素を更新した場合、そのステップグループを使用するすべてのシナリオに影響があります。
- ページ内の要素の数が多い場合、「要素を更新する」ボタンが表示されず、使えないことがあります。
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