はじめに
Autifyでは、シナリオ実行時に「要確認(Review Needed)」というラベルがステップに表示されることがあります。このラベルは、AIによる自動判定の結果や、想定外の操作状況により、テスト結果の確認が推奨されるステップに付与されるものです。
本記事では、「要確認」ラベルが付与される主なケースと、それぞれの対処方法について解説します。

「要確認」が表示される主なケース
以下のいずれかの条件に該当した場合、「要確認」ラベルが付与されることがあります。
1. 対象の要素が別の要素に覆われている場合
- 例)ポップアップやモーダルウィンドウが対象要素を覆っている
- この場合、Autifyは強制的にクリック操作を行うことがあり、「要確認」が付与されます
2. 対象の要素が非インタラクティブ(操作できない)な状態にある場合
- 例)CSSで
pointer-events: none;が設定されている要素 - この状態では通常の操作ができないため、Autifyは強制クリックを行い、「要確認」が表示されます
3. テストの再現性が低い、もしくはUIが不定期に変化する場合
- 例)毎回表示内容が異なるポップアップなど
- Autifyが操作の妥当性を判断できない場合、「要確認」ラベルを付与します
対処方法の例
JSステップを使った回避策
以下のようなケースでは、JSステップを使って回避できる可能性があります:
- 画面に不定期なポップアップが表示され、テストがブロックされる
- 強制クリックが発生し、「要確認」が表示される
対応例(ポップアップの存在を確認し、閉じる):
setTimeout(() => {
const popup = document.querySelector('.popup-close-button');
if (popup) {
popup.click();
}
}, 10000);
- 上記のコードは、ページ読み込み後10秒待ち、指定の要素が存在する場合のみクリックする処理です
根本的な解決が難しい場合
- 再現性がない場合や、原因特定が難しい場合は、ステップを「無視する」設定にするなど運用上の工夫が必要です
- 詳細な調査をご希望の場合は、サポートまでお問い合わせください
ユーザー側での「要確認」の見分け方
現時点では、「AIの自信度が低い」場合と「強制クリックされた」場合をテスト結果画面から明確に見分ける方法はありません。ただし、以下の手がかりで推測可能です:
- 要素が他の要素に重なっていたり、非表示だったりするログやスクリーンショット
- 直前のステップでポップアップが出ていた場合
よくある質問(FAQ)
Q: 「要確認」ラベルはテスト失敗とは異なりますか?
A: はい、「要確認」は必ずしも失敗ではありません。テストは成功と判定されていても、結果確認をおすすめするステップに付与されます。
Q: 「要確認」を無視してもいいですか?
A: 問題なければそのままでも構いませんが、繰り返し発生する場合はJSステップの追加やシナリオ修正をご検討ください。