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URL置換とは?
企業サイトに変更を加える際、複数の環境を使い分けていませんか?ステージング環境、開発環境、本番環境などと呼ばれていますね。通常、環境ごとにURLは異なりますが、テストされるサイトは同じです。
Autifyの「URL置換」をご利用いただくと、新しいシナリオをレコーディングしなくても、シナリオに含まれる特定のURLを一括置換してテストを実行できます。
URL置換の設定
テストプラン詳細画面を開き、「シナリオ内のURL置換」で、「追加」ボタンをクリックしましょう。
置換されるURL (置換前) とこのURLに置換 (置換後) をそれぞれ指定し、「作成」ボタンをクリックします。
また、置換したいURLが複数ある場合もそれぞれ置換することが可能です。
「このURLに置換」に指定したURLは、「置換されるURL」と一致する、シナリオ内すべてのURLが置換対象となります。
置換対象となるURLは以下の通りです。
- 「シナリオ」の冒頭のステップにある開始URL
- 「シナリオ」の途中でURLを指定して遷移するステップのURL
- 「シナリオ」で使用中の「ステップグループ」内のステップに含まれるURL(「ステップグループ」の値を「置換されるURL」に上書きしている場合、「このURLに置換」に指定したURLに置換されます)
- 「シナリオ」で使用している「URLが〇〇であることを確認する」アサーション内のURL
- 「シナリオ」で使用している「URLが〇〇を含むことを確認する」アサーション内のURL
- 「シナリオ」で使用している「JSステップ」内のURL
- 「シナリオ」で呼び出したJSスニペット内のURL
テストプランを実行する際、既存のシナリオ内すべてのURLが「置換されるURL」から「このURLに置換」のURLに置き換えてから実行されます。
利用例
具体的にシナリオ内のURLがどのように置換されるか3つのパターンを例に取り上げ解説します。
今回の例では、2つ「置換されるURL」があった場合を前提に、解説の便宜上それぞれ置換指定1と置換指定2とします。
パターン1について、シナリオ内のURLが「置換されるURL」と完全一致しているため、「このURLに置換」に指定したURLに置換されます。
また、置換を行う際に、「置換されるURL」の長さが長いものから順に適用されます。
そのため、パターン2については、置換指定1ではなく置換指定2が適用されます。
パターン3については、置換指定1が適用され、URLの前方が置換されます。
「置換されるURL」欄 | 「このURLに置換」欄 | |
---|---|---|
置換指定1 | https://dev .example.com | https://prd .example.com |
置換指定2 | https://dev .example.com/project1 | https://prd .example.com/projectA |
シナリオ内のURL | 置換後のURL | 使われた置換指定 | |
---|---|---|---|
パターン1 | https://dev .example.com | https://prd .example.com | 置換指定1 |
パターン2 | https://dev .example.com/project1 | https://prd .example.com/projectA | 置換指定2 |
パターン3 | https://dev .example.com/home | https://prd .example.com/home | 置換指定1 |
※ご注意
実行環境の異なるテストプランを作成するためにURL置換機能を使う場合、URL置換を考慮してシナリオ名を付けることをおすすめします。