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データ機能とは
データ機能はData Driven Testing(データ駆動テスト)を可能にする機能で、1つのテストシナリオに対して外部のデータを読み込み、複数の入力パターンをテストすることができます。
この機能を利用する主な利点は以下になります。
- 再利用性
- 別途アップロードしたデータを利用するので、新しくシナリオを作成せずに多くのパターンを試すことができます。
- テストカバレッジの向上
- 外部のデータを利用することで簡単に複数のパターンを試し多くのケースを網羅することが可能です。
データ機能の使い方
実行したいデータパターンを記述したCSVファイルを用意
注意:CSVファイルの文字コードはUTF-8である必要があります。
1行が1データパターンとして扱われますので、上記スクリーンショットの場合は3件のデータパターンが与えられているということになります(一行目はカラム名として扱われます)。別の行で設定されている値と組み合わせることはできません。CSVファイルをシナリオにアップロード
シナリオ詳細画面の「データ」タブ内にある「CSVアップロード」のボタンからアップロードできます。
データ機能を利用したいステップでCSVを参照
CSVで与えた値を使いたいステップのスクリーンショットをクリックしステップの詳細を開き値を指定からデータに変更すると、CSVの一行目に記述した値(カラム名)がプルダウンで表示されます。利用したい列の名前を指定することでその列に記載しているCSVの値を使うことができるようになります。
データ機能のテスト実行件数
例えば、3つの行を含むCSVファイルを利用する場合は、1つのシナリオに対して3件のテストが実行されます。以下のような結果画面になります。それぞれの結果では、シナリオ名 + (n/CSVの行数) となります。
データ機能の制約
アップロードしたデータは以下のステップでのみ利用可能です:
- シナリオの文字入力ステップ
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