Machine Learning(ML) タップ

MLタップとは？

MLタップは、機械学習を用いてアプリケーションのスクリーンショットを解析し、要素を検出し、記録中にどの要素をタップしたかを判断します。編集中は、検出されたすべての要素がボックスでハイライトされて表示されるので、ページ上で見つかった要素の内訳を確認し、テスト実行エンジンがタップする別の要素を簡単に選択することができます。

なぜMLタップを使うのか？

ML タップは、選択された要素を決定するためにページソースを使用するよりもはるかに高速です。ML タップは、テキスト、画像、明確な要素のブロックを選択する場合に特に有効です。

小さな記号やロゴなど、ページ上で一意でないものはMLタップの効率が悪くなることがあります。MLタップが一貫して要素を見つけられない場合、例えば矢印の代わりにテキストを選択するなど、より認識しやすいものを選ぶとよいでしょう。

どのようにMLタップを使うのですか？

ワークスペースのデフォルト設定

新しく記録されたシナリオやステップグループは、MLタップかページソースのどちらかを使用します。ワークスペースのデフォルト設定は、ワークスペースの設定ページで確認することができます。MLタップが有効に設定されている場合、MLタップは全ての新しい録画のデフォルト・オプションになります。

シナリオ単位でMLオプションを設定する

シナリオ作成時の「ビルドファイルを選択」画面には、「ML機能設定する」ボタンがあります。

このボタンをクリックすると、MLタップの有効/無効の選択ができます。これを有効にすることで、シナリオ単位でMLタップの設定ができます。

MLタップ形式でレコーディングされたシナリオは画面にMLUIと表示されます。