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ローカル端末を使ったレコーディング・テスト実行のセットアップ手順 (iOS)

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ローカル端末のセットアップ方法

0. 準備するもの

必要項目 説明
Mac テスト制御用
iPhone ローカル実機端末。アプリケーションが実行可能であることをご確認ください。 (ad hocプロビジョニングプロファイルを使用する場合、Apple Developerアカウントへの端末の登録が必要です。)
接続 ケーブル Mac ↔ iPhone 接続する時に利用します。
Apple Developer アカウント ビルド作成権限を有する有料アカウントをご用意ください。「Access to Certificates, Identifiers & Profiles」 への権限が必要です。アクセス権限がない場合は、管理者に依頼をしてください。権限がない場合、レコーディングを開始できない場合があります 。Appleアカウントについては、こちらの記事もご参考にされてください。
Autify NoCode Mobile アカウント Autify NoCode Mobileにログインする時とAutify CLI 用トークンを取得する時に利用します。

Ad-hoc版のビルドファイルをご利用する場合、ご利用予定のローカル端末実機のUDIDを事前にビルドファイル内で指定しておく必要がございます。

1. Xcodeのインストールと初期設定 (約 1 時間)

XcodeとiOS SDKのインストール

Xcodeがインストールされていない、または古いバージョンがインストールされている場合はApp Storeから最新版をダウンロードしてください。

また、XcodeでiOS SDKのインストールが必要です。SDKがインストールされているかはXcodeの「設定」からComponentsタブを選択することで確認できます。

Local_device_iOS_1.webp

Xcode, iOS SDKはファイルサイズが大きいため、初回ダウンロードには1時間程度時間がかかります。

Apple IDにサインイン

次に、Xcode上でApple IDにサインインします。Xcodeの設定ウインドウを開き、Accountsタブを選択してください。

左側のApple IDs欄が空白の場合、または無料アカウントでサインインしている場合、有料アカウントでのサインインが必要です。

左下の + ボタンをクリックして 有料のApple Developer Programに参加しているApple IDでログインしてください。

Local_device_iOS_2.webp


2. iPhoneのデベロッパモードを有効にする (約 15 分)

iPhone上で自動テストを実行するために、デベロッパモードを有効にする必要があります。

iPhoneの設定アプリで「プライバシーとセキュリティ」を開き、最下部までスワイプすると「デベロッパモード」という項目があるので、そこから開発者モードを有効化してください。

もし「デベロッパモード」という項目が表示されていない場合、以下の手順で操作を行なっていただくと項目が表示されます。

  • iPhoneをMacにUSBで接続した状態でXcodeを起動する
  • メニューからWindow → Devices and Simulatorsを選択
  • MacとiPhoneの画面に表示される指示に従って接続を完了する
    • 対象のiPhoneが左メニューの「Connected」というセクションに表示されていることを確認してください。
    • 接続の完了には少し時間がかかります。
  • iPhoneの設定アプリを終了・再起動する

設定アプリで再度「プリバシーとセキュリティ」を開くと「デベロッパモード」という設定項目が追加されています。

開発者モードの有効化には端末の再起動が必要です。

3. Autify CLIをインストール (約 15 分)

端末とNoCode Mobileを接続するために必要なアプリケーションをインストールします。

Homebrewのインストール

Autify CLIのインストールにはHomebrewを使用します。

HomebrewはMacで各種ツールのインストールを簡単に行うことができるツールです。

Homebrewをインストールされていない場合はターミナルを開いて、以下のページの “Install Homebrew” というセクションに記載されているコマンドを実行してください。

https://brew.sh/

PATHの設定

Homebrewのインストール完了後、PATH変数を設定する必要があります。

ターミナルに以下のようなメッセージが表示されているかと思いますので、記載されているコマンドを実行してください(表示内容はマシンによって異なります)。

・MacOS端末の場合

echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/$USER/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

・Linux端末の場合

echo 'eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.bashrc
eval "$(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)"

Autify CLIのインストール

Homebrewを使用してAutify CLIをインストールします。以下のコマンドをターミナルで実行してください。

brew install autifyhq/tap/autify-cli

もしインストール時にエラーが発生した場合、サポートまでお問い合わせください。

コマンドの実行が正常に完了したら、以下のコマンドを実行しAutify CLIが正常にダウンロードされていることを確認してください。

autify help

インストールが正常に完了している場合、 Autify Command Line Interface (CLI) というメッセージとバージョンや利用可能コマンドに関する情報が表示されます。

もし command not found というエラーメッセージが表示された場合、PATH変数が設定されていない可能性があります。 PATHの設定 を確認してください。

4. Autify NoCode Mobileでパーソナルアクセストークンを生成する (約 5 分)

Autify NoCode Mobileの設定画面 (https://mobile-app.autify.com/settings/token) からパーソナルアクセストークンを生成し、安全な場所に保存してください。このトークンは後のステップで利用します。

5. 端末の接続準備を行う (約 15 分)

モバイル端末接続のセットアップ

まずは前のステップで生成したパーソナルアクセストークンをAutify CLIに登録します。ターミナルで以下のコマンドを実行して、パーソナルアクセストークンを設定してください。

autify mobile auth login

次に、以下のコマンドを実行してください。このコマンドは、モバイル端末をAutify NoCode Mobileに接続するために必要なコンポーネントをインストールし、必要な情報を設定します。

autify mobile link setup

画面に表示されるメッセージに従ってセットアップを完了してください。

  • ワークスペースIDの入力

    ワークスペースIDは以下の手順で取得できます。

    • http://mobile-app.autify.com/ にアクセスしてください。ログインするとURLが以下のように変化します。
    • “https://mobile-app.autify.com/projects/XXXXXXX?by=test_plan”
    • 変化したURLのXXXXXXの部分がワークスペースIDです。
  • レコーダーの画面クオリティの調整

    • 基本的には、1. High を選択していただいて問題ございませんが、レコーダーがフリーズする問題が発生した場合は、画質設定を2. Lowにすることで解決することがあります。
  • データの送信同意

    • Yesと入力していただくと、レコーディング・テスト実行に関するログファイルがNoCode Mobileに送信され、よりスムーズなお問い合わせ対応が行えます。
  • Apple開発者プログラムのTeam IDを入力

  • Signing ID

    • デフォルト値のまま進めてください
  • WebDriverAgentのBundle ID

    • デフォルト値のまま進めてください
    • WebDriverAgentはfacebookの開発したオープンソースのテスト自動化ツールです。テスト自動化に関係のないものはインストールされないのでご安心ください。

6. 接続開始

ターミナルで以下のコマンドを実行すると、Autify NoCode Mobileと端末が接続されます。

autify mobile link start

上記コマンド実行後、パーソナルアクセストークンを発行したユーザーでAutify NoCode Mobileにログインして、新規シナリオ作成画面を開いてください。

正常に接続できていた場合、モーダルウインドウ下部のドロップダウンで「ローカルデバイス」を選択すると端末名が表示されます。

Local_device_iOS_3.webp

ローカル端末の使用法

前提条件

ローカル端末を使ったシナリオのレコーディング・テスト実行を行う際には、USBが正常に接続されており、端末のロックが解除されていることを確認してください。

端末を継続して使用される場合、iPhoneの設定から「画面表示と明るさ」を開き、「自動ロック」を「なし」に設定していただくと便利です。

テスト実行中に端末がロックされている場合、テストに失敗します。
テスト実行前に端末のロックが解除されていることをご確認ください。

レコーディング

上記「接続確認」のステップの手順を実行し、表示されている端末を選択してレコーディングを開始すると、手元の端末を使ったテストシナリオのレコーディングが行えます。

レコーディングの準備中にエラーが発生する場合、ビルドファイルがその端末にインストールできるよう設定されているか開発者に確認してください。それでも問題が解決しない場合、サポートまでお問い合わせください。

テスト実行

クラウド端末同様、シナリオ詳細画面での「今すぐ実行」またはテストプランからローカル端末を使ったテストを実行できます。

トラブルシューティング

こちらの記事をご確認ください。