ローカル実機利用中にエラーとなった場合の対処方法

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ローカル端末実行利用には、コマンドラインインターフェースを利用し、セットアップが必要です。その時、ソフトウエア開発の基本的な知識が必要となる場合があります。加えて開発アカウントが必要であるなど開発担当者の協力が必要になる場面があります。開発者の方のご協力の元、ご利用をご検討ください。

セットアップの方法は、こちらの記事をご参照いただきますが、その過程でエラーとなった場合の対処方法をご紹介します。

1. セットアップ

Q1-1.NoCode Mobile画面で「現在接続されているデバイスが見つかりません。」と表示される

新しいターミナル (Windowsの場合はCommand Prompt / PowerShell) で autify mobile link doctor コマンドを実行し、接続したモバイルローカル端末の名前が表示されているか確認してください。

  • 名前が表示されない場合は、モバイルローカル端末に接続しているUSBケーブルを一度抜き、再度差し"autify mobile link start" を再実行してください。
  • 名前が表示されている場合
    • autify mobile link start が実行されていることを確認してから、NoCode Mobile画面を再読み込みしてください
    • NoCode Mobileにログインしてるアカウントがautify mobile auth loginで設定されたアクセストークンを発行したアカウントであることを確認してください。

Q1-2. iOSローカル端末利用時に「プロファイルが見つかりません」と表示される

使用されているApple Developer Accountが Access to Certificates, Identifiers & Profiles権限を持っていることを確認してください。この権限はAdminに対してはデフォルトで有効化されていますが、App ManagerまたはDeveloperには手動で有効化する必要があります。

Q1-3. Autify CLIおよびAutify Mobile linkの最新を利用したいです。更新方法を教えてください。

コマンドライン上に「Warning: @autifyhq/autify-cli update available from 0.61.0 to 0.62.0.」などといった警告が出ている場合、以下に従い、更新してください。

ターミナル上で以下を実行します。

autify update
autify mobile link install

Q1-4. autify mobile link doctor コマンド実行後、コマンドラインインターフェイス上に「API接続のチェックに失敗しました:サーバーへのアクセスに失敗しました」と表示される。

autify mobile link doctor コマンド実行後、コマンドラインインターフェイス上に「API接続のチェックに失敗しました:サーバーへのアクセスに失敗しました」と表示された場合、AutifyのAPIにアクセス自体ができていない可能性が一つの原因として考えられます。
ローカル実機実行時に必要なMobile linkという仕組みを介さず、直接Autify APIへアクセス可能かを確認するため、以下の手順でコマンドの実行をお試しください。

  1. Autifyの設定画面より、新しいパーソナルアクセストークン(API認証トークン)を作成します。
  2. 以下のコード内にある <ACCESS_TOKEN> を、1で生成したお客様のトークンに書き換えます。
  3. 以下のコード内にある <PROJECT_ID> を、お客様のワークスペースのIDに書き換えます。
  4. 書き換えたコードをコマンドラインインターフェイス画面に貼り付けて実行します。
curl -H "Content-Type: application/json" \
-H "Authorization: Bearer <ACCESS_TOKEN>" \
"https://mobile-app.autify.com/api/v1/projects/<PROJECT_ID>/results"

もし上記コマンドで正常にレスポンスが返ってこない(アクセスできない)場合は、貴社内のITチームのご担当者さまへ「外部API(Autify)への接続許可 ("https://mobile-app.autify.com/api/v1/projects/<PROJECT_ID>/results" に接続できるようにする) 」についてご確認いただき、接続できるようご依頼をお願いします。

外部API (Autify) へ接続できる状態であっても、引き続き「サーバーへのアクセスに失敗しました」が表示される場合は、お客様がご利用されているSSL通信が影響していることも原因の一つとして考えられます。

もし、SSL証明書を無効化した状態でAutify サーバーへのアクセスが可能であれば、SSLが影響している可能性があります。
コマンドラインインターフェイス上にて以下のコマンドの実行をお試しいただき、問題なく接続できた場合、貴社にてAutifyに接続できるようネットワークの対処をお願いします。
注意:以下は問題の切り分けをする目的でご利用いただき、定常的にご利用することはお控えください。

NODE_TLS_REJECT_UNAUTHORIZED=0 autify mobile link doctor
NODE_TLS_REJECT_UNAUTHORIZED=0 autify mobile link start

2. レコーディング

Q2-1. iOSローカル端末利用時にNoCode Mobile画面に「現在接続されているデバイスが見つかりません」と表示されたため、autify mobile link startをコマンド入力すると、「アプリケーションはすでに実行中です。多重起動はできません。」のメッセージが表示されテスト実行やシナリオ作成ができません

Screenshot 2025-08-21 at 18.19.45.png

以下をお試しください。

  1. ターミナルにて「Ctrl + C」を入力し、CLIを停止させる

2.ターミナルにて以下のコマンドを実行し、実行中のプロセスを探す
ps aux | grep 'mobile link start

※実行後、何らかのIDが表示される想定です。このIDを手順3で使います。

もしなければ、autify mobile link start を実行する。

  1. 実行中のプロセスが見つかったら、以下のコマンドを実行し PID を killする。

kill <PID>

<PID> を手順2で確認したIDに置き換えて実行をお試しください。

上記実施いただき、改めて autify mobile link start を実行お試しください。


Q2-2. レコーディング時に「プロファイルが見つかりません」というメッセージが表示され、レコーディングを開始できません

レコーディング開始後に、「プロファイルが見つかりません。WebDriverAgentをインストールするためには、適切なプロビジョニングプロファイルが設定されている必要があります。プロファイルを設定してください。」というメッセージが表示されレコーディングできない場合は、下図の通り有料のApple Developer Programに登録しているアカウントを持つ方のApp Store Connect画面において、「Access to Certificates, Identifiers & Profiles」の設定が有効になっているかどうかをご確認ください。必要に応じて、お客様組織の開発担当者のご協力の元、設定のご確認をお願いします。
合わせて、準備するものの「Apple Developer アカウント」項目もご確認ください。

appleaccount.png

Q2-3. Android端末利用時に、ステップ1のアプリケーションを起動する前にエラーとなり、レコーディング自体ができません

レコーディングログ (例:recording-1234XXX-appium.log) に「info: java.lang.SecurityException: Permission denial: writing to settings requires:android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS」というエラーがある場合、Android端末の権限設定の問題の可能性が考えられました。Android端末の設定を変更していただくことで問題が解決する可能性がございますので、端末上で以下の設定を実施後、レコーディングを再度お試しください。

  1. こちらを参考 (外部サイト)に、開発者向けオプションを表示し、移動します。
  2. 「開発者向けオプション」または「セキュリティ」の設定で、「Disable Permission Monitoring」をONにし、「App Permission Monitor」をOFFにします。

3. テスト実行

Q3-1. iOSローカル端末利用時にテスト実行時にステップ0で「内部エラーまたはテスト最大実行時間の超過によりテスト実行が中断されました。」というエラーメッセージが表示された

原因は一つではありませんが、まず、以下をご確認ください。

  1. XCodeアカウントが適切に設定されているかをご確認ください。Cloud Managed Distribution Certificates権限がないなどの場合、エラーとなります。
  2. ローカル端末側の画面ロックを外し忘れていた場合、エラーとなります。接続したローカル端末の画面ロック解除をして再実行をお試しください。

Q3-2. Android端末でテスト実行した時に「"内部エラーまたはテスト最大実行時間の超過によりテスト実行が中断されました。”」というエラーメッセージが表示された

テスト結果ログ (例:test-1234XXX-appium.log) に「info: java.lang.SecurityException: Permission denial: writing to settings requires:android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS」というエラーがある場合、Android端末の権限設定の問題の可能性が考えられました。Android端末の設定を変更していただくことで問題が解決する可能性がございますので、端末上で以下の設定を実施後、再実行をお試しください。

1. こちらを参考に、開発者向けオプションを表示し、移動します。

  1. 「開発者向けオプション」または「セキュリティ」の設定で、「Disable Permission Monitoring」をONにし、「App Permission Monitor」をOFFにします。

いずれの事象についても、上記確認いただいても解決しない場合、こちらの記事 をご参考に対象テスト結果URLと併せて、ログファイルを添えてお問い合わせをお願いします。