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タップステップとは
Autifyの「タップステップ」では画像認識技術を活用し、要素の "見た目" を手がかりすることで、従来より高い精度で要素を選択することができます。また、正しい要素が画面に存在しない場合には適切にエラーを返すことができます。
また見た目が大きく変わる場合など、見た目を手がかりとするのが適さないケースでは、Xpathを利用することで、見た目に依存しない方法で要素を選択することができます。
シナリオのメンテナンスを楽にする「クイック要素更新」
テスト結果を確認していると、タップ対象の要素を再指定したくなることがあります。そのようなときは、「クイック要素更新」機能を利用することで、シナリオの修正が短時間で行えます。
クイック要素更新の詳しい利用方法については、以下のドキュメントをご参照ください。
従来のページソースタップ、またはMLタップを使用しているステップに対して「クイック要素更新」機能を使用すると、タップ対象の要素が更新されると同時に、そのステップの種類が本記事のタップステップへ変更されます。
タップステップの実行に時間がかかる場合
タップステップは、クイック要素更新の一部で利用される情報を集めるため、テスト実行中に画面のページソースを取得します。テスト対象アプリのページソースのサイズが非常に大きい場合は取得に時間がかかり、テストの実行時間が長くなる可能性があります。
そのため、テスト実行時間が遅い場合、ページソースの取得をスキップすることができます。
特定のステップでページソースの取得をスキップしたい場合、シナリオ詳細画面で対象のステップを選択し、「XPathでの要素更新を有効にする」のチェックボックスをオフにしてください。
ページソースの取得をデフォルトでスキップしたい場合は、ワークスペース設定画面から設定することが可能です。
なお、ページソースの取得をスキップしたステップでは、「クイック要素更新」ご利用時にXPathを使用した要素選択はご利用できないことにご留意ください。