- 印刷
- ダークライト
このエラーは何ですか?
タップステップは、レコーディング時にタップされた要素周辺の見た目を基に要素を探します。そのため、対象要素の見た目が大幅に変化した場合、要素が見つけられなくなることがあり、その結果このエラーが発生します。また、レコーディング時にタップした位置によっては、見た目が変わっていない場合でも要素をうまく見つけられないことがあります。
対応方法
このエラーを解決するには、「クイック要素更新」を使用します。クイック要素更新を使うことで、対象要素の情報を再レコーディングなしで簡単に更新することが可能です。
クイック要素更新はテスト結果画面を開き、タップを行なっているステップをクリックし、表示されたモーダルの右下にある「要素を更新する」ボタンをクリックすることで使用できます。
クイック要素更新には以下3つの方法があります。それぞれの詳しい説明についてはクイック要素更新をご覧ください。
- 画像認識
- XPath
- Accessibility ID
基本的には画像認識→XPath→Accessibility IDの順で試すことをお勧めします。
画像認識
テスト結果画面で修正したいタップステップを選択し、「要素を更新する」ボタンをクリックします。次にスクリーンショットからタップしたい位置を選択し、「選択した要素を更新する」ボタンをクリックします。
タップ位置の更新の際は、要素やその周辺の見た目が特徴的になるようにする必要があります。気をつけるべき点については、Tips - 画像認識をご覧ください。
XPath
画像認識によるタップが安定しない場合は、XPathによるタップ要素の指定も可能です。「要素を更新する」ボタンをクリックした後に、「要素の更新(XPath)」をクリックします。
XPathには以下2つの指定方法があります。
- 自動生成
- 手動による調整
自動生成
AutifyがXPathを自動で生成してくれる一方で、ツリー全体を参照したXPathのため、対象要素と直接関係ない変更や、同じ種類の要素で順番が入れ替わるといった軽微な変更も影響し、要素が見つからなくなることがあります。
手動による調整
自動生成されたXPathを基に、手動でXPathを調整できます。手がかりとなる情報を追加したり、余分な情報を削除したりすることで安定性を向上させることができます。
XPathについてさらに知りたい場合は、Tips - XPathをご覧ください。
Accessibility ID
もし画像認識とXPathどちらの方法でも安定的に要素が選択できない場合は、Accessibility IDの設定をお勧めします。
対象要素がAccessibility IDを持っていない場合は、アプリケーションのコードでAccessibility IDを設定する必要があります。
iOSでは"name"属性、 Androidでは"content-desc"属性が要素に設定されている場合、Accessibility IDにこれらの属性の値を設定することで対象の要素が選択できます。
Accessibility IDについてさらに知りたい場合は、Tips - Accessibility IDをご覧ください。
それでも問題が解決しない場合...
いつでもカスタマーサポートチームにご連絡ください。問題を解決するお手伝いをいたします。