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Autify Connect とは
Autify Connectは、お客様の環境のマシンとAutifyの間にセキュアなトンネルを確立し、プライベートな環境にあるテスト対象のアプリケーションに対し、Autifyがアクセスできるようにする機能を提供します。これにより、インターネットから直接アクセスできない環境にあるWebアプリケーション、すなわち社内Webシステム、クローズドなテスト環境、さらにはローカルPCで稼働する開発中のアプリケーションに対してもAutifyのテストを実行できるようになります!
なお、Autify Connectは以下の機能を提供するものではない点、ご留意ください。
❌ お客様自身のローカル環境で動作するAutifyのテスト実行エンジン
❌ リソース(テストシナリオやテスト結果など)をローカル環境に保存するためのサービス
FAQもご用意しておりますので、あわせてご参考ください。
サポートされている実行環境
Autify Connect はご契約の各実行環境でご利用いただけます。ただし、実機によるテスト実行(外部デバイスファーム環境から行われるテスト)では、ポート443以外に対するhttpsリクエストが行えない制約がございます。
並列実行
Autify Connectは並列実行に対応しています。プライベート環境でのアプリケーションでも、高速な並列実行と、シナリオの順番を指定した直列実行を使い分けることができます!
Autify Connect の仕組み
テストの作成
Autify Connectを使って実行するシナリオ自体は、Autify Connectの機能を意識することなくレコーディングすることができます。インターネットに公開されているウェブアプリケーションに対してシナリオを作成するのと同じように、Autify Recorderを使ってシナリオをレコーディングします。
ただし、Autify Connectを用いてテストを実行するには、特定のアクセスポイント(一意なキーを使って起動されたAutify Connectクライアントに関連付く、リクエストの中継点)を設定したテストプランに対し、シナリオを追加する必要があります。Autify Connectを利用したシナリオの「今すぐ実行」は現在サポートされていません。
テストの実行
Autify Connectを使用してテストを実行する場合、インターネットへの対外アクセスとプライベートWebアプリケーションへのアクセスの両方を持つマシン(サーバーまたは PC)上で Autify Connectクライアントが動作している必要があります。Autify は、このクライアントとサーバーの間に確立されたトンネルを通して、お客様のWebアプリケーションにアクセスすることができます。
Autify Connectクライアントを起動する際には、ワークスペース設定画面で発行された アクセスポイントキー が必要です。
アクセスポイントの設定やAutify Connectクライアントの導入手順については、セットアップのドキュメントに詳しく記載されています。実際にその設定に進む前に、次のページではAutify Connectの動作要件を確認しましょう。