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Autify Connect を使用して、プライベートな環境に対してテストを実行するには、次のことを行う必要があります。
- シナリオを作成する
- ワークスペース設定画面から Autify Connect の設定を行う
- Autify Connect Client を手元のマシンへインストールする
- テストプランを設定する
- テストプランを実行する
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
1. シナリオを作成する
テストを行いたいプライベート環境にあるアプリケーションに対するシナリオを作成します。これは、インターネットに公開されたアプリケーションのシナリオを作成するのと同じように、Autify Recorder を使って行うことができます。
2. ワークスペース設定画面から Autify Connect の設定を行う
アクセスポイントの作成
ワークスペース設定画面に移動し、Autify Connectセクションへ移動します。
「追加」ボタンをクリックし、アクセスポイントの名前を入力します。アクセスポイントは、Autify Connectクライアントで使用される一意のキーに関連付けられた識別子になります。
「作成」ボタンをクリックします。アクセスポイントキーが表示されます。後ほどAutify Connectクライアントを設定する際に必要となりますので、安全な場所に保管してください。
3. Autify Connectクライアントを手元のマシンへインストールする
Autify Connectクライアントのダウンロード
個別のバイナリファイル
ご利用環境の環境にあったAutify Connectクライアントをダウンロードし、OS毎に記載されている手順に沿ってインストールします。
OS | アーキテクチャ | ファイル形式 | ダウンロード |
---|---|---|---|
Linux | i386 32 bit | tar.gz | stable |
Linux | x86-64 64 bit | tar.gz | stable |
Linux | Arm 32 bit | tar.gz | stable |
Linux | Arm 64 bit | tar.gz | stable |
macOS | x86-64 64 bit | tar.gz | stable |
macOS | Arm 64 bit | tar.gz | stable |
Windows | i386 32 bit | zip | stable |
Windows | x86-64 64 bit | zip | stable |
Windows | Arm 32 bit | zip | stable |
Windows | Arm 64 bit | zip | stable |
Dockerイメージ
Dockerイメージを、AWS 上の ECR Public Gallery にご用意しています。マシンに単体のバイナリをインストールするよりも、Docker イメージを利用する運用が適している場合は、ぜひお試しください。
https://gallery.ecr.aws/autifyhq/autifyconnect
Docker Imageの利用方法
- --keyオプションを利用して起動する
docker run --platform=linux/amd64 public.ecr.aws/autifyhq/autifyconnect:latest --key=[アクセスポイントキー]
- 環境変数(AUTIFY_CONNECT_KEY)を設定して起動する
docker run --platform=linux/amd64 --env AUTIFY_CONNECT_KEY public.ecr.aws/autifyhq/autifyconnect:latest
提供しているDockerイメージは、Windows containerモードをサポートしていません。Linux containerモードに切り替えてから起動してください。
Autify Connectクライアントのインストール
Linux / macOS
ダウンロードしたファイルを解凍します。
以下のコマンドを実行し、ヘルプが表示されるかどうか確認します。うまくいかない場合は、違う環境のアプリをダウンロードした可能性がありますので改めてご確認ください。
./autifyconnect -h
xxxxxx をアクセスポイントキーに置き換えて、以下のコマンドを実行します。Autify Connectクライアントは Autify Connectサーバーへの接続の確立し、テストを実行する準備が整います。
./autifyconnect --key xxxxxx
キーは環境変数 AUTIFY_CONNECT_KEY
に指定することも可能です。
Windows
ダウンロードしたファイルを解凍してください。 ダウンロード中に警告メッセージが表示された場合は、無視してダウンロードを続行してください。Chromeの場合、破棄ボタンの右側にある許可アイコンをクリックすると、「保存」オプションが表示されます。
cmd、powershell、またはWindowsターミナル(ストアアプリ)を起動し、以下のコマンドを実行すると、オプションコマンドを確認できます。実行前に、適宜実行ファイル(autifyconnect)のある場所に移動する、もしくは実行ファイルへのパスを通すなどの対応が必要です。
autifyconnect -h
注意:クライアントアプリを実行すると、Windows defenderが保護通知を表示したり、実行をブロックしたりします。
その場合、接続先のクライアントを除外リストに追加する必要があります。
xxxxxx をアクセスポイントキーに置き換えて、以下のコマンドを実行します。Autify Connectクライアントは Autify Connectサーバーへの接続の確立し、テストを実行する準備が整います。
autifyconnect --key xxxxxx
4. テストプランの設定
テストプラン詳細ページに移動し、「シナリオ」の横にある「編集」 ボタンをクリックします。
ページの右側にアクセスポイントを設定する欄があります。作成したアクセスポイントを選択します。
プライベートな環境にあるアプリケーションに対して作成したシナリオをテストプランに追加します。
5. テストプランの実行
お手元のマシンでAutify Connectクライアントを起動します。Autify Connectサーバーとの接続が正常に確立されたことを確認します。
画面からテストプランを実行します。
Autify Connectクライアントを
-V
オプションつきで起動した場合、Autify ConnectサーバーからAutify Connectクライアントを経由してアプリケーションにリクエストが行われると、その詳細がログに出力されます。テストが完了したら、結果を確認します。テストに使用したアクセスポイントが「Autify Connect」の欄に表示されていることに注目してください。
Autify Connectを使ったテストのAPI実行は、以下の方法で行えます。
- アクセスポイントが指定されたテストプランを
/schedule
エンドポイントから実行する - アクセスポイントの名前をパラメータに指定して
/execute_scenarios
エンドポイントから実行する
さらに、Autify CLIもAutify Connectをサポートしています。
詳細は以下のドキュメントをご覧ください。