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Proxyサーバーを利用する際に指定するオプション
Proxyサーバーを利用していても、Autify Connect起動時にオプションを指定することで利用が可能です。
Autify Connect Client と Autify Connect Server間の通信でProxyサーバーを利用する場合
Autify Connect Clientを起動するサーバーは、Autify Connect Serverへ通信可能な必要があります。
Autify Connect ServerはAutifyで提供しているサーバーとなり、パブリックネットワーク上に存在しています。
Autify Connect Clientを起動するサーバーが、Autify Connect Serverへのアクセスで、Proxyサーバーを経由する場合は、以下のオプションを使用してください。
--tunnel-proxy プロキシサーバーのアドレス(例: http://host:port)
Proxyサーバーが送信リクエストのHostヘッダの値のDNS解決に失敗している場合
お使いのProxyサーバーが、Autify Connect ClientからAutify Connect Serverに対する送信リクエストのHostヘッダの値をDNS解決しようとして失敗した場合、Autify Connectの起動に失敗します。
場合によっては、以下のようなエラーが発生します。
Your requested host "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx.connect.autify.com" could not be resolved by DNS.
このようなケースでは、以下のオプションを使用することで問題が解決する場合があります。
--experimental-x-host-header
トンネル接続を確立するためのSSL証明書検証を無効にする必要がある場合
トンネル接続を確立するためのSSL証明書検証を無効にする必要がある場合は、以下のオプションを使用することで無効化できます。
--experimental-no-ssl-verify
オプションを利用したコマンド例
全てのオプションを使用した際のコマンド例は以下となります。
autifyconnect --experimental-no-ssl-verify --experimental-x-host-header --tunnel-proxy http://host:port --key your-key-here
Autify Connect Clientとテスト対象のアプリケーション間の通信でProxyサーバーを利用する場合
Autify Connect Clientを起動するサーバーは、テスト対象のアプリケーションへ通信可能な必要があります。
Autify Connect Clientを起動するサーバーが、テスト対象のアプリケーションへのアクセスでProxyサーバーを経由する場合には、以下のオプションを使用してください。
--sut-proxy プロキシサーバーのアドレス(例: http://host:port)
オプションの併用
--tunnel-proxy
と--sut-proxy
オプションは併用可能です。両方の通信でProxyサーバーを経由する場合は、2つのオプションを設定してください。
ProxyサーバーにBasic認証が設定されている場合
ProxyサーバーのBasic認証情報は、ワークスペースのBasic認証設定から設定可能です。
詳しくは Basic認証 をご覧ください。