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Autifyはノーコードで使えることが強みですが、コードを記述できないわけではありません!
Autifyの標準機能でも幅広いテストに対応できますが、より高度なテストを行いたい場合、JavaScriptを活用すると作成・実行できるテストの幅が広がります。
JSステップとは?
JSステップとは、Autifyの「シナリオ」内でお客様ご自身で任意のJavaScriptを記述する機能です。この機能を使うことで、Autifyの標準機能でできない様々なことができるようになります。
かなりパワフルな機能のため、以下具体的に解説いたします。
基本的な使い方についてのあと、具体的なユースケースを紹介しておりますので是非ご参照ください!
当ドキュメントはJavaScriptやDOMについての解説を行うものではありません。
JSステップをシナリオに追加する方法
- JSステップを追加したいシナリオ詳細画面を開きます。
- JSステップを追加したいステップの間にカーソルを移動させます。
- +ボタンをクリックし、ステップを挿入 をホバーします。表示されるメニューから JSステップを選んでください。
- テキストエディタにJavaScriptのコードを入力します。コードは関数で囲ってありますから、シンタックスを入れる必要はありません。
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任意でステップに名前を付けたり、メモを記入したりできます。ステップの説明などにお役立てください。
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保存をクリックします。
「JSステップ」で取得・生成した値を他のステップで使う
「JSステップ」ではページに表示されている要素の情報を取得したり値を生成したりすることができますが、それらの情報をreturn
することで後続のステップで使用することができます。
後続のステップで使用することができるのは 文字列と数値 です。
操作ステップやアサーションステップで使用する
- シナリオ詳細画面で
return
された値を使用するステップをクリックします - 入力値のドロップダウンから、「他のステップから取得」を選び、どのJSステップがreturnした値を使用するか選びます
JSステップの引数として使用する
JSステップがreturn
した値は、他のJSステップの引数として使用することができます。詳しくはこの後のJSステップで引数を使うで説明します。
JSステップで引数を使う
- 引数を追加したいJSステップをクリックします
function
の括弧内の+アイコンをクリックします
- 引数名を入力し、追加をクリックします
- 引数の値で、使用したい値の種類を選択します
- 値を指定 では、文字列を直接入力できます
- テストメールアドレスでは、作成済みのテストメールアドレスを選択できます
- データでは、シナリオに設定されているデータのカラムを選択できます
- 他のステップから取得では、先行するJSステップでreturnされた値や動的な値を使用できます
一度追加した引数を削除したり、名前を変更したりしたい場合、対象の引数をクリックしてください。
JavaScriptスニペット
JSステップを効果的にご利用いただくには、JavaScriptやDOM構造についての知識が必要になりますが、よくお問い合わせのある使い方についてはそういった知識があまりない場合でもご活用いただけるように JavaScriptスニペット(雛形)の提供を行っています。ぜひご活用ください。
JavaScriptスニペットの使い方
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シナリオにJSステップを追加します
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JavaScriptスニペットから使用したいスニペットを選択します
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JSスニペットにカーソルを合わせ、スニペット右上の「コピー」アイコンをクリックします
- スニペットをJSステップに貼り付け、必要に応じてコードを変更してください
JSステップのユースケース
Autifyでテストを行う際、JavaScriptはさまざまな場面で役立ちます。ユースケースをご紹介しましょう。
- APIの実行
- Cookieの設定・削除
- カスタムアサーション