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レコーディングが開始されると、レコーディング画面が開きます。レコーディング画面の右側(②)には「レコーディングエリア」と呼ばれる、アプリを起動したモバイル画面が表示されます。
また、レコーディングエリアに表示される画面が小さく、レコーディングがしづらい場合など、レコーディング画面とシナリオ画面の境界線をドラッグすることで、レコーディングエリアのサイズを変更することができる可能です。
これはレコーディングを簡単にするための機能であり、実際にレコーディングされる画面サイズを変更するものではありません。
レコーディングエリアでできることについて、順にご紹介します。
レコードボタン
赤丸が点滅している間の操作はレコーディングされます。レコードボタンをクリックすることで、レコーディングを一時停止/再開することができます。
端末操作アイコン
クリックすると以下のメニューが開きます。
それぞれの使用用途について説明します。
Navigate
アプリに戻る
アプリの操作により、バックグラウンドとなったアプリをフォアグラウンドに戻します。
ホーム
アプリをバックグラウンドにし、ホーム画面に移動します。
Actions
リロード
レコーディング中にアプリが何らかの理由でスタックした場合にリロードが活躍します。
リロードは、ネットワークや接続のエラーが発生した場合に便利で、常に起こるわけではないエラーをリロードを使って解消することができます。これにより、レコーディングを最初からやり直す必要がなくなります。
リロードはステップとしては保存されません。
位置情報を設定
緯度と経度を設定できます。この機能で、マップを開いた際の現在位置を、希望の位置にすることなどが可能です。
Deep Linkを設定
ディープリンクを設定することで、その遷移先を開くことが可能です。これにより、アプリに実装されたディープリンクに正しく遷移するかを検証することができます。
https://autify.com
のようなWebサイトのURLも設定が可能です。この場合、Webブラウザで該当のページを開きます。
詳しくは以下の動画をご覧ください。
シェイク
シェイク操作を追加します。モバイルをシェイクした時の挙動を検証することが可能です。
このアクションはAndroidシミュレータおよび実機では使えません。
アサーション
PageSource形式のアサーションを追加します。
ML Assert
Machine Learning (ML) を使用したアサーションを追加します。
ML アサーションについて、詳しくはこちらをご覧ください。
テキスト入力
入力欄にテキストを入力します。入力欄をタップした際は自動で表示されます。タイピングスピードを変更することも可能です。
Eメール
メールテスト機能に関連する操作が可能です。
メールテスト機能について、詳しくはこちらをご覧ください。
要素までスワイプ
指定した要素までスワイプする機能です。詳しくはこちらをご覧ください。
画面回転
縦画面表示でレコーディング中、このアクションを使用すると、画面が横画面に切り替わります。横画面の際は縦画面に切り替わります。
横画面でレコーディングされたステップは、シナリオエディタ、テスト結果ともに横向きで表示されます。
- 1ステップ目を横画面で開始することはできません。
- 画面回転は必ずレコーディングで追加する必要があります。
横向き画面がサポートされていない画面
レコーディング中、横向き画面がサポートされていない画面で画面回転を追加しようとすると、「画面回転エラー」というメッセージが表示されます。「レコーダーに戻る」ボタンをクリックし、レコーディングを再開してください。
テスト実行中、横向き画面がサポートされていない画面で意図せず画面回転が実行された場合、「画面を回転できませんでした。」というエラーが発生し、テストが失敗します。
その他の操作
- アプリ画面をクリックすることでタップ操作が追加されます。
- アプリ画面上でクリックしたまま、マウスカーソルを上下に移動し、クリックを離すことでスワイプ操作が追加されます。
Android
3ボタンナビゲーション
Android端末のネイティブナビゲーションボタンのレコーディングをサポートしています。
詳しくは以下の動画をご覧ください。